まず、ルールを破れ
「強みを活かそう」という業務外のプロジェクトをやっています。
強みを活かしあう組織が作れたら、職場の人間関係も良くなるし、生産性もきっと上がるはず、という仮説に基づいてはじめたんですけど、
生産性が上がるって、いったいどうやって評価するのか?
ということをよく言われまして。
その問いへの答えを探してて見つけたのが、ストレングス・ファインダーのギャラップ社が開発したという”Q12”でした。
Q12ってのは、従業員に対して行う12個の質問で、これに対する答えが、”エンゲージメント”を測定するための指標になるんだそうです。
”エンゲージメント”ってのは、各自が自分の才能や能力を、喜んで仕事に注ぎ込もうとする度合い、みたいなもの。調査によると、Q12で測定したエンゲージメント指数が高いほど企業の業績が高い傾向にあるんですって。
Q12ってのはこんな質問です。最初の6つ。
1 私は仕事の上で、自分が何を期待されているかがわかっている。
2 私は自分の仕事を正確に遂行するために必要な設備や資源を持っている。
3 私は仕事をする上で、自分の最も得意とすることを行う機会を毎日持っている。
4 最近一週間で、良い仕事をしていることを褒められたり、認められたりした。
5 上司または職場の誰かは、自分を一人の人間として気遣ってくれている。
6 仕事上で、自分の成長を励ましてくれる人がいる。
(以下、つづく・・)
こんな質問でほんとにわかるのかな?
って、どうもピンと来なかったので、解説書を読んでみました。
この本です。
「まず、ルールを破れ~すぐれたマネジャーはここが違う」
期待してたのとはちょっと違っていました。
エンゲージメントの指標と企業の生産性がどう結びつくのか、よりも、
部下の才能を引き出すマネジャーになるにはどうすればいいか、について書いてある本でした。
部下が自分の強みを活かした仕事ができて、それで成果がきちんと出て、
周りからも認められ、必要なときは援助も得られる。
そんな環境作りに注力するのが最高のマネジャーであると。
ううむ。
実践するには、もう少し読み込まないと。、、