「ライフ・ピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」イベントに参加しました
「ライフ・ピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」
著者・黒田悠介さんのお話を聞くZOOMイベントに参加しました。
mintcareernight20210305.peatix.com
ライフ・シフトならぬ、ライフ・ピボット。
ピボットとは、バスケットボール用語で、軸足を残したままで動くことなんですって。
人生100年時代、世の中の変化に合わせて仕事を変えて行かねばならないのはなんとなくわかるけど、いったいどうやって仕事をシフトさせていけばいいのか?という問いに対する応えが具体的に示されました。
・人生は蓄積と転換の無限ループ、今の仕事で蓄積してきたもののを使って次のステップに転換する
・転換に必要なのは3つの蓄積で、
①スキルセット ②人的ネットワーク ③自己理解
・3つの蓄積のために必要なアクションは
①新しい人に会う ②新しい場所に出向く ③新しい機会を生む
・新しい機会を生むには
①ギグワーク(短時間ワーク)をする
②ギブワーク(ボランティア)をする
そんな話の後でQ&Aがありまして、いろいろな質問に答えてくれました。
印象に残った二つの話をご紹介
Q 好きなことを仕事にするのは難しいのでは?
A はじめから好きなことを仕事にできるのはレアケース。
できることで感謝されることを続けていると好きになってくる
コツは、得意でかつ誰よりも楽にできることをやってみる
Q フラットなコミュニティを作るには何に気をつければいいか?
A みんなが不得意な状況を作る。
どういうことかというと、放っておくと声の大きい人、頭の回転が速い人がたくさん話すようになってしまうから、そうならないように、例えばテーマに対してそれぞれ5分間考えてもらい、その後で1人1分話してもらうようにする
そうすると平等性が確保できるんじゃないか。
あるいは、役割の多様性を認める。
発言する人だけが偉いんじゃなくて、聞いている人も偉いしメモをとる人も偉い
そんなふうにあり方の多様性を認めるような場にするように心がけている
いやあ、ライフ・ピボットもおもしろかったけれど、多様性のお話にはうっとりしました。ひとりひとりの強みを活かすために、こんな工夫ができるんだなあって。
イベントはProjectMINTのFacebookページで視聴できます。
Project MINT - 「ライフピボット~縦横無尽に未来を描く100年時代の転身術」を出版された黒田悠介さんとのトークイベント | Facebook
本も買っちゃいました。