立て直す力
すっかりと自信を失いそうになるできごとがおこり
ちょうど再読していた、この本に救われました。
人は傷つくと
自分を悲劇のヒロインに仕立て上げるようなストーリーを勝手に作り
そのストーリーに縛られて、身動きが取れなくなってしまうのだと。
そこから脱出するには
自分で作ったストーリーに気づいて、それを書き直すことが必要で
そのためには、自分が恐れていることに立ち向かわなければならない。
ブレネーさんは、ホームレスと目を合わすことができなかったという体験を綴ります。
居心地の悪さを感じてしまうのだと。
彼女は、自分が特権階級であることを恥じているのか?と自問します。
そして、立ち直るプロセスを通った結果、気づいたのです。
自分は、人から助けられることを恥じているのだと。
人に頼ってしまうと、自分のアイデンティティが危うくなるのだと。
人に助けを求めることには勇気がいる。
弱い自分を認めることが、強さにつながるのだと。
うまく言えないけど。