花職人
「13歳からのアート思考」に出てくる
アーティストと花職人の違い。
アーティストは、自分の興味を追求し、外部からの評価は関係なく、深く深く探究の根を伸ばしていって、それがいつの日にかアートの花を咲かせる。
花職人は、外部の評価に従い、美しい花を咲かせる技術を磨く。
探究の根を伸ばすには時間がかかり、その間は誰も見てくれないかもしれない。
だからつい、人は花職人になろうとしてしまう。その方が早くにきれいな花を咲かせることができるから。
花職人もアーティストも、美しい花を咲かせるという点では同じだけれど
アーティストが咲かせる花は深く広く根を張っていて、一つの花が萎れても、別の花がまた形を変えて現れてくる。
花職人が咲かせる花は、切り花のよう。
萎れたら、それでおしまい。
花はごく一部の表面的な結果に過ぎず、
深く広く根を張る過程こそがアートなのだと。
アートの根を張り巡らせるには
やはり、好きで楽しくてたまらないことしか追求できないんだろうな。
自分の好きを大事にしよう。
自分の好きを見つけるために。
この本のワークをやっています。