黄金のアウトプット術
昨日が「黄金の烏」だったので、黄金つながりで、成毛眞さんの「黄金のアウトプット術」。
40代以上の大人はインプット過多で圧倒的なアウトプット不足だから、とにかくアウトプットしましょう、というのが著者の主張です。
一番簡単なのは文章のアウトプットだけど、それには限らない。
・話すアウトプット。書くより難しいけど、わかる人にだけ伝わればいいと割り切って。
・見た目のアウトプット。ビジュアルでタグをつける。
成毛さんは「ヒゲを生やしたらなぎら健壱みたいな人ね」って言われるのを狙ってるんですって。
これは、吉藤オリィさんの「海馬にやさしい人」と同じ発想だ~
一番おもしろいと思ったのは、人に何かを伝えルことの難しさについての話。
”(相手に)伝わったごくわずかなことは、伝えたかったことランキングで言えばランク外であることが多い”
それでも、何かを伝えるために、サイドディッシュをいろいろ用意して、どれかに食いつくのを待つんですって。
”伝えたいことが伝わることを目的とせず、何かひとつでも伝えることを狙って、いくつもネタをちりばめる”
アウトプットとは、相手の頭の中を操作することだから、と。
伝えたいことはどうでもいいのか~
この発想はなかったです。
”アウトプットの目的は、より大きなフィードバックを得ること”
なるほど。
そこからまた、新しいアウトプットが生み出せるから、ってことなのかな。