黄金の烏
八咫烏シリーズ第3弾「きんのからす」。読み終わりました!
若宮のお妃候補たちが繰り広げるつばぜり合いに始まった物語は、宮廷の権力争いからいつの間にか外界からの侵略者や裏社会とつながってきて、ますます目が離せなくなっていきます。
今回も誰が信用できるかさいごまでわからず、ラスト近くで披露される真相には、それまで見えてきたものがひっくり返される快感。
癖になりそう。
そしてまだ物語は始まったばかり!
つづきがあるのがうれしくてなりません。
それにしても、このシリーズの何が困るかっていうと、
・おもしろすぎて睡眠時間を削って読んでしまうから寝不足になってしまう
の他にもうひとつ
・漢字が読めない
ってのがありまして。
例えば、
・真赭の薄 :第1巻メインキャラクターの一人、潔いお姫様
・奈月彦 :物語の主人公、若宮の本名
・垂氷 :北家領の地名
・鵄 :裏社会、地下街の頭領の名前
読めますか~?
この難しい漢字がまた、物語の世界を形作るために一役かっているんだけど、物語を追っている途中でところどころに伏せ字が入っているような感覚で、一瞬立ち止まってしまうのがもどかしいのです。
答えはラストに。
ますほのすすき
なづきひこ
たるひ
とび