スラックライン
週末にスラックラインのイベントに参加しました。
スラックラインとは、綱渡り。
平べったいテープ状のラインを張って、その上を裸足で歩くんです。
もちろん、すぐには歩けません。
歩くどころか、その上に立つことも難しい。
人の肩を借りたり、手を持ってもらったりして、ラインの上になんとか立てるかどうか。歩こうとするとラインが激しく揺れて落ちそうになります。
ラインの揺れは心の揺れ。
心を落ち着け、呼吸を整えて、視線を定めると、ようやく揺れが止まります。
4本のラインが並んでて、外側の2本を手で持って内側の2本に片足ずつ乗る、ってのもあります。
これだと何とかひとりでも乗れるけれど、グラグラするのは同じ。
不安定な状態でなんとか体を安定させようとすることで、脳は必死に動き出すそうです。
脳の中でも、大脳ではなく、生命維持をつかさどる脳幹部分が活性化するんですって。
それに、不安定な状態で立っているだけで、体幹の筋肉が鍛えられるし、崩れたバランスを正常に戻す作用もあるんだそうです。すごい。
そんな効能もありがたいですが、何よりラインに乗るのがとっても楽しい!
うちにも一本欲しいところです。
※写真は3月に参加したスラックラインのイベントより。