マリマリのブログ

日々の気づき、読書メモなど

MRI体験

年末に頭が急に痛くなりました。

それも、頭のてっぺんがときおりピリっと痛むんです。

触ってみると、たんこぶみたいに少し膨らんでいる感じ。

・・何これ?

頭の痛みって、ちょっと怖いです。

従兄の奥さんが最近脳梗塞で亡くなったこともあり、手遅れになっちゃいけない。

そう思って、年末最後の営業日に近くの脳神経外科に行ってみました。

 

「大丈夫、だとは思いますけど、念のため検査しますか?」

医者も100%大丈夫とは言えないですよね。

わたしもここではっきりさせておかないと、落ち着いて正月が迎えられないかも。

ってことで、MRI検査を受けることにしました。

 

まずは、検査服に着替えます。

「パンツ1枚になってその上に着て下さいね」

更衣室には貴重品を入れるロッカーもありました。鍵もプラスチック製だけど、持って行くのもどうかなと思い、とりあえずカバンの中に。

 

着替えたあと、チェックが入ります。

・時計やヘアピンなど金属製のものは身につけていませんか?

・入れ歯や差し歯など、外れるものはありませんか?(インプラントはOK)

・イレズミは入れていませんか?(眉毛なども含む)

・ラメ入りの化粧はしてませんか?

コンタクトレンズは入れていませんか?

金属探知機で身体の周りをスキャンされました。

 

そのあと、別のスタッフと入れ代わり、また同じ質問が繰り返されます。

「ダブルチェックだから、同じこと聞きますけど、ちゃんと答えて下さいね」

 強い磁石の中に入るから、鉄製のものが身についていると危険なのです。それを実感しました。

 

MRIの中はうるさいのでヘッドホンをつけ、細長いベッドに横たわると、頭をベルトで固定されます。

ゴム製の小さな風船を手に握らせてもらいます。

「途中で気分が悪くなったりしたら、これを握ったら音が出ますから。試しにちょっとやってみてください」

ぎゅっと握ると、ピーッと大きな音がしました。これで何かあっても大丈夫。

 

壁も機械も真っ白で、まるでSF映画みたい。

ベッドが頭の方からドームの中に入っていきます。

 

「はじめます」

 

ヘッドフォンからはBGMが流れていたんですが、それをかき消すかのように、大きなクラクションのような音が鳴り始めました。

パァン パァン パァン パァン・・

それから、工場の機械のような音

ガー ガー ガー ガー

「騒音」ってまとめて呼べそうな音が、時々変わっていきました。

ギーン ギーン ギーン

グォーン グォーン グォーン

なんとか我慢できるくらいの音量で助かった。

 

そんな音を聞きながら、動かないようにじっと寝ていたら、15分経過。

 

「これで終わりです。おつかれさまでした」

静かになって、固定ベッドからも解放され、着替えて待合室へ。

 

そのあと、診察です。

 

自分の頭の輪切りを見せてもらいました。

「これが目玉です」

丸くてギョロッとしてました。

脳みそもちゃんと、左右ありました。

「何にもありませんね。大丈夫ですよ」

ああ、良かった。

 

お医者さんによると、頭の痛みはヘルペスウイルスの仕業でしょう、ってことでした。

疲れて免疫が落ちてくると、ヘルペスウイルスが暴れて神経をチクチク痛めるんだそうです。

ヘルペスウイルスの話は聞いたことあったけど、頭が痛くなるってのは初耳でした。

 

グーグル先生に「頭痛 頭のてっぺん チクチク」なんてキーワードで聞いてみたけど、怖い話ばっかりでそんなのは書いてなかったし。

 

免疫が落ちてる原因は、おそらく睡眠不足です。

ついつい夜更かしして、睡眠時間が短くなっていたからなあ。

 

やっぱり、ちゃんと寝ないとダメですね。

めざせ毎日7時間睡眠!

今年の目標のひとつです。