AIに負けない子どもを育てる~リーディングスキルテストやってみました
教科書をちゃんと読めない子ども、そして大人が実は増えているんだそうです。
字は読めても、書いてある内容を正しく理解しているとは限らない。
あなたはちゃんと読めていますか?
と聞かれても、自分では読めてるつもりだからわからないもので。
それを客観的に判定できるように作られたのが、リーディングスキルテスト、RSTです。
この本に体験版が掲載されているのでやってみました。
その結果が衝撃的だったのです!
リーディングスキルテストは6分野7項目に分類されていまして、
①係り受け解析:文の基本構造を把握する力
②照応解決:指示代名詞が差す物や。省略された主語や目的語を把握する力
③同義分判定:2分の意味が同一であるかどうかを正しく判定する力
④推論:小6までに学校で習う基本的知識と日常生活から得られる常識を動員して文の意味を理解する力
⑤イメージ同定:文章を図やグラフと比べて、内容が一致しているかどうかを認識する能力
⑥具体例同定:言葉の定義を呼んでそれと合致する具体例を認識する能力
具体例同定には、(辞書)辞書由来の問題と、(理数)理数系の教科書からの問題の2分野があります。
体験版ではそれぞれの分野・項目で、易・普通・難・超難の4題ずつ出題されていて、全部で28問。配点は、易が1点、普通2転、難3点、超難4点なので、各分野・項目で10点満点。
本が読める大人の目標点は各分野6点以上。つまり超難問はまちがえても大丈夫、読めてるってことですね。
てなわけで、わたしの結果です。
①~④は満点でした。エッヘン!
⑤は6点。超難問をうっかり間違えてしまいました。てへへ。
そして、⑥の2項目、これがなんと0点だったんです。
辞書も理数も、見事に両方とも。
ええええ・・・
わたし読めてないのか・・・・・
かなりのショック。
どれも、答えを見て少し考えたら、「あ、そこか~!見落とした~引っかかった~」って感じなんですけど、それがひとつやふたつじゃなくて8問続くってことは。
問題文を自己流に解釈して誤読してるってことですよね。
読めてないんだ。
明白な証拠を突きつけられてしまって、弁解の余地がありません・・
そういえば、言葉の定義を正確に覚えるのが苦手です。
覚えてる途中で勝手にアレンジしちゃうこと、あるなあ。
前提条件をうっかり忘れてしまうとか。あるある。
・・・気を取り直して、これからどうするか。
本には、読解力が向上した人の体験談も手記として掲載されていました。
意味をじっくり考えながら読む体験、これがやっぱり効果的のようです。
やってみよう。
マインドフルネスにも近そうですね。