マリマリのブログ

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最高の絵と人生の描き方

アニメ私塾流 最高の絵と人生の描き方 添削解説80点付き

今日ご紹介する本は、「アニメ私塾流・最高の絵と人生の描き方」。

大学生の娘が友だちから「読んだら人生観が変わった!」と紹介され、「これ、おかあさん好きなんじゃないかな?」とピンと来たそうなんです。

いや、娘のカンは正しかった。

 

絵がうまくなるための方法論が、わかりやすく具体的実践的に書いてあるんですけど、それは絵を描くことにとどまらない。

仕事でも何でも、うまくなりたい、上達したいことにも応用できそうなんです。

 

 

例えばこんな感じ。

・他人の目を気にせず描き続ける。他人と比較せず、いいところは吸収する。比較して自分の行動を制限してしまってはダメ。下手なのは描いてないから。

  ⇒ とにかく行動が大事ってことですね

 

・自己満足でいい。評価の基準は自分の中に持つ。

  ⇒ 自分軸を持つこと、課題です

 

・初心者は質にこだわり、正しく描く。質は速さに変換できるが、速さは質には変換できない。

・うまくなるパターンは、熟成と拡張の組み合わせ。熟成はひとつの形を描き続け、拡張はいろいろな形に挑戦する。

守破離 守:忠実に再現する 破:ノウハウを探す 離:独自性を追求

   ⇒ まず基本をしっかり身につけて、広げていくのはそれからだ 

 

・まじめの落とし穴。方向性のズレた練習では上達しない。目標をしっかり持つ。

・上達するには意識すべきポイントを徐々にふやしていく。自分のレベルと弱点を分析し、目標との差を埋めるような練習法を選ぶ

   ⇒ むやみやたらに練習すればいいってもんじゃない

 

・絵を描くときは、抽象と具象を往復する

  抽象で全体の漠然とした形を捕らえ、具象で細部までのはっきりと形を見る

・無意識が最大の敵。なぜこのように描くのか、説明できるようにし、改善策を常に考える

   ⇒ 具体と抽象の往復運動、無意識を意識するっていう抽象的な方法論が、

    「絵を描く」という具体的作業に落とし込まれていてわかりやすい!

 

 

てな感じでメモしだすときりがないほどたくさんあるんですけど、最後にもうひとつ。

 

・デッサンは筋トレ 描きたい方向性と自分の弱点を意識して行う。意識せずに筋トレしても効果は薄い。

 

そうなんだー! 筋トレ、意識せずにやってたわ~(汗)