学習するロボットくん - マリマリのブログ

「ビッグデータ社会におけるAIの重要性」なんてお話を聞いてきました。

おもしろかったのは、日立製作所のデモ動画。

人工知能（AI）とつながったレゴのロボットが、ブランコに挑戦するんです。

最初はやみくもに漕いでいるからぜんぜん揺れないんだけど、何回も何回も何回もやっているうちに、だんだんコツを覚えて上手になってくるんです。

そして、うまく漕げるようになったあとも、何回も何回も練習を重ねて、

最後には人間よりもうまく漕げるようになってしまうという。

そのあと、AIをこんどは鉄棒にぶら下がったロボットにつなぎかえると、

また最初は下手っぴいなのが、やっぱり練習を重ねているうちに、どんどん上手になってきます。

最後はもう体操選手みたい。

最初はできなくても、上手になりたいと思ってたくさん練習すると、あるときコツをつかんで一気に上達するんですよね。

ぶきっちょな方が、最初から器用にできるひとよりも遠くまでいってしまう。

疲れを知らず、恥ずかしさも感じないロボットくん。

他にやりたいこともないから、誘惑もない。

黙々と目標に向かって、人間よりもずっと先にいってしまったとしても

中身はぶきっちょでかわいい、一途なロボットくん。

それにしても、体操選手みたいに鉄棒を漕げるようになったロボットくんは

なんだか自慢げにみえました。

気のせい？