優雅な肉体が最高の復讐である
「凪のお暇」というテレビドラマを見ていました。
ここに登場する、クラブ「バブル」のママを演じていたのが武田真治さん。
武田真治さんと言えば、去年「筋肉体操」が評判になりまして、昔のイメージとのギャップに驚きましたけど、ムキムキ系はあまりタイプではないので、そんなに興味はなかったんです。
だけど、ドラマでのママは最高。
人生につまづいてしばしのお暇をいただいている凪ちゃんや、凪ちゃんが大好きなのに素直になれないシンジくんに対して、ダメダメなところをきちんと指摘しながらも、しっかりと受け止めてくれる。
このドラマが一部で盛り上がり、バブルのママも大人気。
この本も評判になって、読む人読む人みんな絶賛するので気になりだして、とうとう購入してしまいました。
”自分を際立たせるために人を否定し排除するのではなく、どんな人の人生も肯定してあげられるだけの知識と経験を積んで、どんなに時間をかけてもその人たちを受け止められるだけの体力をつけなきゃね”
武田さんが筋トレを始めるきっかけになった、鍼灸師さんの言葉です。
どんな人の人生も肯定し、受け止めてあげられる知識と経験と体力って、まさにバブルのママじゃないか。
”円滑な人間関係とは無駄なストレスをかけ合わないこと。
見知らぬ人に対しては、謙虚に尊敬を持って接する”
”遠くからヤジる程度の人間に心を乱される必要はない。
目の前に踏み込んできた人間にだけ、殴るのではなく静かに向き合えばいい”
人との関わり合いについての言葉がガンガン響きました。
そしてもちろん、身体の鍛え方についても書いてあります。
まずは縄跳びを跳んでみる。
次に、1.5kmくらい走ってみる。
気がついたらエア縄跳びして、
気がついたら走っていました。
これを読んだら、身体を動かさずにはいられなくなるんです。