三上博史とガラスの仮面
Eテレの対談番組 「SWITCH」。
三上さんが「ガラスの仮面」全巻、40冊以上を段ボール箱に入れて持ち込むところから始まりました。
美内さんは物語を書くときに、一つのシーンが頭に浮かび、そのシーンが描きたくて、そのためにそのシーンにたどり着くまでの長いストーリーを考えたりするんだそうです。
北島マヤ(「ガラスの仮面」主人公)が舞台の上で泥団子を食べるシーン。
これを書きたいがために、芸能界に入ったもののスキャンダルで干されて・・・みたいなストーリーを延々と描いていったんですって!
役をもらうと自分のルーティンを止めるという三上博史。
コーヒーをやめてお茶にしてみたり、起きる時間を変えてみたり。
そうやって「自分」を捨てて、いちどまっさらにしてから「役」を身体の中に入れていくんだそうです。
ガラス瓶にいっぱい詰まったピンをどんどん出していって、一度からっぽにしてから新しい役を入れていくんですって。自分の身体が役に乗っ取られてしまうように。
そうすると、自分の予想もつかないような演技が出てくることがあるんですって。狂気を感じるような演技、思い当たります。
そんな話を聞いた美内さん。
「あー、それ『ガラスの仮面』に入れたかった~」
わたしも読みたかった~