マリマリのブログ

日々の気づき、読書メモなど

源氏巻から迷い道

源氏巻は島根県・津和野の名物お菓子。

平べったい太巻きのように、小豆あんをしっとりした小麦粉と卵の生地で巻いてあります。

 

久しぶりにいただいて、パッケージをみたら、源氏巻にまつわる物語が書いてありました。

 

江戸、元禄時代、赤穂の浅野内匠頭の刃傷が起きる前のこと。

当時の津和野藩主・亀井茲親が接待役を命じられ、吉良上野介に教示を依頼したところ数々の非礼を受けて藩主が怒り、それを知った国家老の多胡外記が吉良家に進物を贈りつけてことなきを得ました。

そのときの進物の一つがこの「源氏巻」で、小判を下に敷き、その上に竹皮で包んだ源氏巻をのせたという言い伝えがあるそうです。

津和野を救った縁起の良いお菓子です。

 

縁起、良いのかなあ・・?

 

おもしろかったので、この話を高校生の娘にしたんですけど、赤穂浪士を知りません。

赤穂浪士について説明してみました。

 

ええと、

むかし兵庫県の大名がいて、吉良というおじいさんにイジワルをされて

おこって刀を出したらそのために切腹をしなくてはならなくなって

復讐のために家来たちが吉良を襲うって話で、

復讐をするとバレてはいけないから、みんなで身を隠して遊びほうけてるふりをして世間を騙して復讐を成功させるんだけど・・・

 

こんな説明じゃわからんよね?

 

わたしの頭の中では「世間を騙して一年過ごす」というところが赤穂浪士のポイントなんだけど、なんで一年待ったのかなあ。

そんなことを考えていたら、訳のわからない説明になってしまいました。

 

話をしている途中にひとりで暴走し、聞いている人をほったらかしに変なところに迷い込んでしまう。

いつものことなので、娘も慣れたもので

 

「自分で調べるわー」

 

はい。わかったら教えてね。

 

源氏巻はおいしかったです。

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