50℃洗い講座に行ってきました
50℃洗いとは、野菜や肉、魚、そのほかの食材を50℃のお湯に浸して洗うこと。
10年くらい前に本で知り、その後ネットで調べたりして、自己流でやってました。
お肉は臭みがなくなって柔らかくなるし、野菜もシャキッとするし
ソーセージやベーコンは脂抜きにもなるし。
だからまあ、講座にはそこまで期待はしてなかったんです。
自分のやってることのお墨付きをもらおうかな、って感じで。
だけど、実際の講座はやっぱりプロでした。
お金を払って受ける価値は十分ありました。
何より、試食での食べ比べでは、50℃洗いのありなしで、味がぜんぜん違うんです。
それを体感できました。
50℃洗いのメリットは
・アクや表面の酸化物質・農薬などが取れて、食品本来の味がよみがえる
・野菜は50℃で洗うことで気孔が開き、水分を取り込んでシャキシャキになる
・殺菌効果もあって、日持ちが良くなる
いいことばっかりです。
デメリットはちょっと手間が増えるってことだけど、あの味の違いを体感したらそれくらいはどうにかなりそう。
自己流でやってたのと、少し違ってたところがありました。
・温度をちゃんと測ってなかった → 高すぎても低すぎても効果が薄れる!
・洗ったあとすぐに調理してた → ざるに上げてしばらくおくと野菜はよりシャキッとなる
・あまり長いことお湯に漬けない方が良いと思ってた → 1分くらいじっくり漬けてました
もう今日からはバッチリです。
そして、今回の講座で一番驚いたのは、お米を洗うことでした。
お米をざるに入れて、50℃のお湯に1分くらい浸すんです。
そのあと、ざるの中でお米をとぎ、水につけてすぐに取り出し、それを2-3回繰り返し、ざるに上げて水気を切ったあと、浸水させて普通に炊くんですって。
それだけで、新米のようにおいしいご飯のできあがり。
家でもやってみました。
うちにあったのは「ロウカット玄米」という、白米とほぼ同じように炊ける玄米で、これが無洗米なので、50℃洗いだけで水洗いはなしで炊いてみました。
そしたらほんとうに、つやつやして香りもよくなって、おいしいんです!!
酸化物質が取れたのかな。
煮干しや干物も50℃洗いするとおいしくなるそうです。
これはやってみなくちゃ!
写真は、当日50℃洗いをやりながら作った晩ご飯です。
豆苗の豚肉巻き
焼き豆腐の肉味噌かけ
レタス、もやし、トマト
ご飯とみそ汁、蒸し鶏は、先生が作ってくれたもの。
大満足の講習会でした。