仕事に追われない仕事術~マニャーナの法則
明日できることは明日やろう。
なんだか先延ばしの悪い口癖みたいだけど
実はこれが時間管理の本質なんですって!
大事なのは、「忙しいだけの仕事」と「本当の仕事」を区別すること。
そのためには、振ってきた仕事にはすぐに手をつけずに
ひとまず「明日やることリスト」に入れるのが基本。
そして、「今日やること」はクローズドリストにするんです。
クローズドリストとは、終わりのあるリスト。
ToDoListみたいにどんどん増えていくやつじゃなくて、
ここまでやったらOK、の限りのあるリスト。
ショッピングリストとか、旅行に持って行くもののチェックリストみたいなもの。
生きていればどうしても緊急な事態は発生するから、そのときはリストに追加してもいいけれど、「今日のリスト」の最後にラインを引いておいて、その下に付け加えるんです。
これ、やってみました。
一週間分の表を作って、やることを思いついたり仕事を振られたりしたら、翌日のリストにまずは書いちゃう。
明日のいつやるか?どんなふうに進めるか?
「すぐにやらなきゃ」って考えると、とにかくやりやすいところからやみくもにはじめてしまうけど、「明日やろう」ってなると、自然と計画的に、効率よく動きたくなります。
明日のわたしはほぼ他人だから、冷静に決められる感じなんです。
マニャーナとは明日。
「明日考えるわ」、じゃなくて、
今日考えるのは明日のこと。
そして今日は実行に移す。しっかりとね。
意外とハードボイルドな本でした。