「『ネガティブな感情』の魔法」
不完全な自分を許しましょう。
ダメな自分を好きになりましょう。
そんな言葉をよく聞くけれど、どうやったらいいのかわかりませんでした。
ダメなところはどうしてもダメ。
イヤなところは手放したいのに。
どうやって好きになれっちゅうの?
この本を読んで、そのやり方が少しわかってきました。
「ネガティブな感情」の魔法: 「悩み」や「不安」を希望に変える10の方法 (単行本)
- 作者: ブレネーブラウン,Bren´e Brown,本田健
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/09/14
- メディア: 単行本
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不完全な自分を恥ずかしく思うのは「羞恥心」。
自分らしく豊かに生きるためには、この「羞恥心」を受け入れることが必要であると。
そのための方法が紹介されているのです。
10個のリストの中で、一番響いたのは、これでした。
◆完璧主義は捨てていい。
完璧主義は、ベストを尽くすこととは違う。
完璧になれば、他人からの非難や批判、恥から逃れることができるという、「守りの信念」である。重い盾のようなもの。
完璧主義は、自己改善とは違う。
「成し遂げた結果で評価されるから、完璧にこなして期待に応えなければならない」という考え方である。
完璧主義にこだわっていると、知らず知らずのうちに、抑うつ、不安、依存症、そして無気力へとつながる。
人間にとって、成長することは必要だが、完璧になるろうとする必要はない。
不完全な自分を愛し、思いやれば、自分の欠点も受け入れられるようになる。
具体的にどうするか?
恥ずかしいって思ったときは、すぐに反応せず、落ち着くまで待つんですって。
逃げたり、笑ってごまかしたり、怒ったりせずに、「恥ずかしい」気持ちとしっかり向き合う。しんどいけど。
そして、できれば、信用できる人に話してみるのがいいんですって。
恥ずかしいってことは、自分の殻から出ようとしてるってこと。
自分らしくない、新しい挑戦をしているってこと。
だから、勇気を持って、恥ずかしさと向かい合う。
カッコ悪い自分がいちばん素敵!
そんなふうに思えるようになりたいな。