マリマリのブログ

日々の気づき、読書メモなど

「『ネガティブな感情』の魔法」

f:id:Margaritan:20190923200547j:image

不完全な自分を許しましょう。

ダメな自分を好きになりましょう。

 

そんな言葉をよく聞くけれど、どうやったらいいのかわかりませんでした。

ダメなところはどうしてもダメ。

イヤなところは手放したいのに。

どうやって好きになれっちゅうの?

 

この本を読んで、そのやり方が少しわかってきました。

「ネガティブな感情」の魔法: 「悩み」や「不安」を希望に変える10の方法 (単行本)

「ネガティブな感情」の魔法: 「悩み」や「不安」を希望に変える10の方法 (単行本)

 

不完全な自分を恥ずかしく思うのは「羞恥心」。

自分らしく豊かに生きるためには、この「羞恥心」を受け入れることが必要であると。

そのための方法が紹介されているのです。

 

10個のリストの中で、一番響いたのは、これでした。

◆完璧主義は捨てていい。

完璧主義は、ベストを尽くすこととは違う。
完璧になれば、他人からの非難や批判、恥から逃れることができるという、「守りの信念」である。重い盾のようなもの。

完璧主義は、自己改善とは違う。
「成し遂げた結果で評価されるから、完璧にこなして期待に応えなければならない」という考え方である。

完璧主義にこだわっていると、知らず知らずのうちに、抑うつ、不安、依存症、そして無気力へとつながる。

人間にとって、成長することは必要だが、完璧になるろうとする必要はない。
不完全な自分を愛し、思いやれば、自分の欠点も受け入れられるようになる。

 

具体的にどうするか?

恥ずかしいって思ったときは、すぐに反応せず、落ち着くまで待つんですって。

逃げたり、笑ってごまかしたり、怒ったりせずに、「恥ずかしい」気持ちとしっかり向き合う。しんどいけど。

そして、できれば、信用できる人に話してみるのがいいんですって。

 

恥ずかしいってことは、自分の殻から出ようとしてるってこと。

自分らしくない、新しい挑戦をしているってこと。

だから、勇気を持って、恥ずかしさと向かい合う。

 

カッコ悪い自分がいちばん素敵!

そんなふうに思えるようになりたいな。